電子書籍の普及に伴い、雑誌の月額読み放題サービスが各社から展開されています。
しかし、新しく雑誌の読み放題サービスを利用しようと思っても、
「数が多くて、どれが自分にぴったり合うか分からない」
「読み放題サービス各社の違いや特徴が分からない」
といった悩みを抱えている方も多くいらっしゃると思います。
そこで、今回は有名な雑誌読み放題サービス10社を、月額料金や雑誌取扱数などの項目から比較していきます。自分にぴったりの雑誌読み放題サービスを選ぶ参考にしてみてくださいね。
雑誌読み放題サービスの選び方
雑誌読み放題サービスを選ぶポイントは以下の5点です。
- 月額料金
- 雑誌取り扱い数
- 雑誌以外の使用用途(タイプ別)
- ダウンロード可能冊数
- 無料期間
月額料金
雑誌読み放題サービスは、基本的に雑誌専門のものが月額料金が安く、漫画や小説、動画配信などのサービスが追加されると、その分だけ月額料金が高くなります。
費用をなるべく抑えたい!という方は、雑誌専門のサービスを選ぶのがおすすめです。
雑誌取り扱い数
各読み放題サービスによって、雑誌の取り扱い数が異なります。
基本的に雑誌専門のものは雑誌の取り扱い数が多く、漫画や小説などの幅広いジャンルを取り扱っているものは雑誌の取り扱いが少ない傾向にあります。
ただ、雑誌の取り扱い数が多くてもご自身の好きなジャンルの雑誌を取り扱っていないと意味がないので、無料期間などのサービスを活用して、好みのジャンルの取扱数を確認しておくと良いと思います。
無料期間
ビューワーの操作感や使用感は実際に使ってみて判断するようにしましょう!
雑誌読み放題サービスは無料期間が約1ヶ月用意されていることが多いですが、中には無料期間が無いサービスもあるため、選ぶ際は無料期間が用意されているものを選びましょう。
読み放題サービスは使い勝手が悪いと徐々にストレスが溜まっていくものです。
ビューワーの操作感について、最低限確認した方が良い!という項目は以下の4点です。
- ページをめくる方向(縦・横)
- 読み飛ばし時のプレビュー
- 読み込み速度
- しおり機能
上記の項目は、最低限確認するようにしましょう。
雑誌以外の使用用途(タイプ別)
雑誌読み放題サービスの中には、雑誌以外にも漫画の読み放題や動画配信サービスも利用できるものもあります。
そのため、雑誌読み放題サービスは大きく分けて4つのタイプに分けることができます。
- 雑誌読み放題専門
- 雑誌+漫画の読み放題
- 雑誌+電子書籍全般の読み放題(漫画や小説、実用書など)
- 雑誌読み放題+動画見放題
雑誌以外の利用を考えているという方は、複数のサービスが用意されているものを選んだ方がコストも抑えられ、乗り換えなどの手間や管理も楽になります。
なお、FODプレミアやU-NEXTをすでに利用されているという方は、追加料金なしで雑誌読み放題サービスを利用することができるため、まずはそちらのサービスを利用することをおすすめします。
ダウンロード可能冊数
通勤や通学時に利用する方は、ダウンロード(オフライン)可能冊数も確認するようにしましょう。
多くの雑誌読み放題サービスでダウンロードに対応していますが、ダウンロード可能冊数や利用できるデバイス数の制限があったりするため、事前に確認するようにしましょう。
雑誌は移動中や待ち時間などの短時間でサクッと読め、時間を潰せるといった利点もあると思いますので、オフライン利用に対応しているサービスを選ぶようにしましょう。
雑誌読み放題サービス10社を徹底比較!
雑誌読み放題サービスを展開している大手10社を、それぞれの視点から比較していきます。
今回、比較する10社は以下の通りです。
・dマガジン ・楽天マガジン ・Kindle Unlimited ・タブホ ・ブック放題
・auブックパス ・BOOK WALKER ・シーモア読み放題 ・FODマガジン ・U-NEXT
どれも一度は聞いたことがある有名な電子書籍サービスですね。
それでは、早速比較していきましょう!
月額料金別
サービス名 | 月額料金 | |
---|---|---|
1位 | 楽天マガジン | 418円 |
1位 | auブックパス | 418円 |
3位 | dマガジン | 440円 |
4位 | タブホ | 550円 |
4位 | ブック放題 | 550円 |
6位 | シーモア読み放題 | 780円 |
7位 | BOOK WALKER | 836円 |
8位 | FODマガジン | 976円 |
9位 | Kindle Unlimited | 980円 |
10位 | U-NEXT | 2189円 |
月額の料金別にランキングした表です。
楽天マガジン、auブックパス、dマガジンが500円以下と圧倒的な安さとなっています。
3つとも、雑誌のみの取り扱いとなっています。
「雑誌のみの利用でなるべく費用を抑えたい!」という方には、
楽天マガジン、auブックパス、dマガジンで決まりですね!
後は、普段ご自身が利用しているサービスや携帯会社も参考に選ぶと良いと思います。
ちなみに、auブックパスは418円のプラン以外に、月額618円の総合コースというものもあります。総合コースでは、雑誌以外にコミック、小説、実用書なども対象作品となります。auユーザーの方で、雑誌以外のジャンルも読みたいという方は、総合コースも検討してみてください。
雑誌数の品揃え
サービス名 | 雑誌取扱数 | |
---|---|---|
1位 | 楽天マガジン | 1200誌以上 |
1位 | dマガジン | 1200誌以上 |
3位 | タブホ | 1000誌以上 |
4位 | ブック放題 | 900誌 |
5位 | シーモア読み放題 | 500誌以上 |
6位 | auブックパス | 300誌以上 |
7位 | Kindle Unlimited | 250誌以上 |
8位 | U-NEXT | 170誌以上 |
9位 | FODマガジン | 160誌以上 |
10位 | BOOK WALKER | 90誌 |
雑誌取り扱い数順にランキングした表です。
楽天マガジン、dマガジン、タブホが1000誌以上と圧倒的な取扱数です!
ここでも、楽天マガジン・dマガジンが上位に入ってきていますね。
楽天マガジン、dマガジン、タブホ、aブックパス(マガジンコース)は雑誌専門の電子書籍サービスとなります。
一方、ブック放題やKindle Unlimitedなどは、雑誌の取扱数が少ないものの、コミックや小説、実用書などの幅広いジャンルを取り扱っているという特徴があります。
雑誌の取扱数重視!という方は、楽天マガジン・dマガジンで間違いないです!
ダウンロード可能冊数
サービス名 | ダウンロード可能数 | |
---|---|---|
1位 | dマガジン | 無制限 |
1位 | ブック放題 | 無制限 |
1位 | BOOK WALKER | 無制限 |
1位 | FODマガジン | 無制限 |
1位 | U-NEXT | 無制限 |
1位 | auブックパス | 無制限 |
7位 | 楽天マガジン | 20冊 |
7位 | Kindle Unlimited | 20冊 |
9位 | タブホ | 10冊 |
10位 | シーモア読み放題 | なし |
ダウンロード可能冊数をランキングにした表です。
端末にダウンロードすることができれば、外出先などのオフライン環境でも読むことができます。
また、通信データを抑えることもできるため、ダウンロードに対応しているかは、読み放題サービスを選ぶ際の一つのポイントとなりますね。
シーモア読み放題以外は、ダウンロードに対応しています。Kindle Unlimitedはダウンロード上限が10冊とやや少ないですが、数日持ち運ぶ程度であれば十分に対応していると思います。
無料対象期間
サービス名 | 無料期間 | |
---|---|---|
1位 | 楽天マガジン | 31日 |
1位 | dマガジン | 31日 |
1位 | ブック放題 | 31日 |
1位 | BOOK WALKER | 31日 |
1位 | U-NEXT | 31日 |
6位 | Kindle Unlimited | 30日 |
6位 | auブックパス | 30日 |
8位 | シーモア読み放題 | 7日 |
9位 | タブホ | 24時間 |
10位 | FODマガジン | なし |
無料対象期間別にランキングした表です。
無料対象期間の有無や長さも読み放題サービスを選ぶ一つのポイントになりますね。
FODマガジン以外は、無料期間が設定されており、大半が約1ヶ月お試しで利用することができます。
注意点として、無料期間終了後、自身で解約手続きを行わないと自動で月額プランに移行するものもあるため、無料期間終了日はしっかりと覚えておくようにしましょう!
雑誌以外の用途
サービス名 | 使用用途 |
---|---|
楽天マガジン | 雑誌専門 |
dマガジン | 雑誌専門 |
タブホ | 雑誌専門 |
auブックパス | 雑誌専門 |
Kindle Unlimite | 電子書籍全般 |
シーモア読み放題 | 電子書籍全般 |
ブック放題 | 雑誌+漫画 |
BOOK WALKER | 雑誌+漫画 |
FODマガジン | 雑誌読み放題+動画見放題 |
U-NEXT | 雑誌読み放題+動画見放題 |
雑誌以外の用途を一覧にした表です。
雑誌専門のサービス以外に、漫画や小説などの電子書籍全般の読み放題に対応しているものや、動画見放題にも対応しているものもあります。
ご自身の利用用途によって、選ぶようにしましょう。
ただし、サービスの種類が増えるほど料金も高くなるため、必要な使用用途をもう一度確認してみましょう。あれもこれもと手を出さない様に!
雑誌読み放題サービス10社の比較一覧
月額料金 | 雑誌取扱数 | 無料期間 | ダウンロード可能数 | タイプ | |
---|---|---|---|---|---|
楽天マガジン | 418円 | 1200誌 | 31日 | 20冊 | 雑誌専門 |
dマガジン | 440円 | 1200誌 | 31日 | 無制限 | 雑誌専門 |
タブホ | 550円 | 1000誌 | 24時間 | 10冊 | 雑誌専門 |
ブック放題 | 550円 | 900誌 | 31日 | 無制限 | 雑誌+漫画 |
BOOK WALKER | 836円 | 90誌 | 31日 | 無制限 | 雑誌+漫画 |
シーモア読み放題 | 780円 | 500誌 | 7日間 | 非対応 | 電子書籍全般 |
auブックパス | 418円 | 300誌 | 30日 | 無制限 | 雑誌専門 |
Kindle Unlimited | 980円 | 250誌 | 30日 | 20冊 | 電子書籍全般 |
FODマガジン | 976円 | 160誌 | なし | 無制限 | 雑誌読み放題+動画見放題 |
U-NEXT | 2189円 | 170誌 | 31日 | 無制限 | 電子書籍全般+動画見放題 |
おすすめの雑誌読み放題サービスは、楽天マガジン・dマガジン
管理人おすすめの雑誌読み放題サービスは、ズバリ「楽天マガジン」と「dマガジン」です!
雑誌のみの利用という方には、上記の2択で間違いありません!
どちらも月額400円程度と安く、雑誌取扱数も1000誌以上と充実しており、正直文句のつけどころがありません!
楽天マガジンとdマガジンを選ぶポイントですが、長く使っていくということであれば、楽天マガジンがおすすめです。
その理由として、楽天マガジンは年間プランに対応しています。
楽天マガジン
月額プラン5016円(418円✖️12)
年間プラン3960円
dマガジン
月額プラン5280円(440✖️12)
楽天マガジンは年間プランを利用すると、通常の月額プランと比較し1056円安くなります。
また、dマガジンの1年間の料金と比較すると、1320円もお得になります!
そのため、長く利用していくという方であれば、楽天マガジンの年間プランを利用することをおすすめします。
まとめ
雑誌のみの利用を考えているのであれば、楽天マガジンかdマガジンで間違いないです。
安さ・雑誌掲載数ともに文句のつけどころがありません!
そして、雑誌以外の用途も考えている方は、ご自身の好きなジャンルの取扱数などを、無料期間を活用しながら確認して決めると良いと思います。
今回の記事を参考に、ご自身にあった雑誌読み放題サービスが見つかれば幸いです。
では、また!
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