漫画や小説、雑誌などを電子書籍で読む人を街でよく見かけるようになり、電子書籍で本を読むことは一般的になりつつあります。
では、絵本はどうでしょうか?絵本を電子書籍で読むというイメージはまだ一般的では無いかもしれません。しかし、絵本はサイズが大きく保管場所の確保や持ち運びに不便だったりして、電子書籍を利用される方もいます。
また、絵本専用の電子書籍ストアもあるなど、実は絵本を電子書籍で読みたいというニーズは高くなってきています。
絵本が読める電子書籍ストアは数多くありますが、各ストアによって特著が様々あります。
そこで今回は、絵本が読める電子書籍ストア7つのそれぞれの特徴を紹介していきます。ご自身に合った電子書籍ストアを探す一助になれば幸いです。
絵本が読める電子書籍ストアを選ぶポイント!
取り扱い冊数・ジャンルの豊富さ
お子様の好きな作品や興味を示しそうな絵本がなければ、いくら値段が安かったり使いやすいストアであっても意味がないですよね。
そのため、取り扱い冊数やジャンルの充実度は電子書籍ストアを選ぶ際の一つのポイントになります。
各ストアによって、取り扱いの冊数やジャンルには違いがあるため、注意するようにしましょう。
また、絵本以外に漫画や小説でも電子書籍を利用しようと考えている方は、それらのジャンルの品揃えも合わせて確認すると良いと思います。
絵本の品揃えの多さ重視!という方は、Kindleストアがおすすめです。絵本の取り扱い冊数が3000冊以上と、品揃えの豊富さはKindleストアが圧倒的です。
無料作品や試し読みできる作品があるか
絵本を購入する前に、作品の雰囲気を確認したいですよね。試し読みでは、作品の内容や画質、色使いの確認などにも使うことができます。
購入する前に一度確認することで失敗を防げるため、試し読み対応作品か確認してから購入するようにしましょう。
また、無料で1冊まるごと読める作品もあります。各ストアによって、試し読めや無料作品の対応数は異なるため、電子書籍ストアを選ぶ際の一つのポイントとなります。
無料の絵本作品数を重視する!という方は、絵本ひろばがおすすめです。無料で読めるオリジナルの絵本作品が約1000冊もあります。
操作のしやすさ
各ストアによって、絵本の検索方法や絞り込み機能などの操作方法は異なります。
縦スクロールで絵本を読めたり、横スクロールで読めたり、画面をタップして本をめくれたりと各ストアによって絵本の読み方が変わってきます。
操作性の感じ方は、人によって様々なため、一度複数のストアを操作してみて自分にあうストアを探してみると良いと思います。
操作性を重視する!という方は、BookLive!がおすすめです。
セールやキャンペーンなどが充実しているか
どうせ絵本を購入するなら、少しでもお得に安く購入したいですよね。
各ストアによってキャンペーンやセールの内容・頻度は様々です。
そのため、セールやキャンペーンの充実度は、電子書籍ストアを選ぶ際の一つのポイントとなります。
セールやキャンペーンの充実度重視!という方は、BookLive!がおすすめです。
初回登録時に50%OFFクーポンが貰えたり、毎日クーポンが貰えたりとBookLive!はお得に購入することができます。
絵本が読めるおすすめの電子書籍ストア7選!
絵本ナビ
絵本ナビ は絵本に特化した電子書籍サイトです。日本と世界の絵本が約3万冊が掲載されています。
利用には、会員登録が必要ですが、初回登録時に300円OFFのクーポンが配布されます。
また、月額会員(580円/月)に登録することで、2200冊以上の絵本を全ページ試し読みすることができます。
絵本に特化したサイトとういうだけあって、絵本の選び方を幅広く提案してくれます。対象年齢・学年別・推薦絵本・季節・ジャンル・出版社一押しコーナーなど、詳細な検索が可能です。
絵本ナビ は絵本に特化したサイトであるため、お子様のために絵本だけを利用したいという方におすすめのサイトです。
絵本ひろば
絵本ひろばは、絵本に特化した電子書籍サイトです。無料でオリジナルの作品1000冊が読めるのが特徴的です!
年齢・キーワード・タグなど、様々な検索方法に対応しています。
有名な作品は掲載されていませんが、魅力的なオリジナル作品を数多く読めます。
作品自体にこだわりが無く、たくさんの絵本を読んであげたいという方におすすめのサイトです。
森のえほん館
森のえほん館は、絵本に特化した絵本読み聞かせアプリです。
月額360円とリーズナブルな値段で、500冊以上の作品が読み放題になるのが特徴的です。
また、プロの声優さんによる朗読機能やプロのイラストレーターによる挿絵、電子絵本ならではのBGMなどの機能が搭載されています。朗読機能だけでなく、親御さんが読むモードもあるため、用途によって使い分けることもできます。
推奨環境も、iOS・Androidの両方に対応しているため、お使いのスマートフォンやタブレットで使用することが可能です。
読み上げ機能が欲しい方や、リーズナブルにたくさんの絵本を読みたいという方にとっておすすめのアプリです。
Kindleストア
KindleストアはAmazonが運営する電子書籍サービスで、3000冊以上の絵本が掲載されており、絵本においても品揃えの数は圧倒的です。
Kindleストアでは単品購入以外に、対象作品が読み放題となる月額サービス(980円)のKindleunlimitedというサービスがあります。Kindleunlimitedは200万冊以上の作品が対象となるため、絵本以外にも漫画や小説、雑誌、ビジネス書など幅広い本を読むことができます。
お子様にたくさんの絵本を読ませたい方や絵本以外にも幅広く利用したい方にKindleストアはおすすめです!
楽天Kobo
楽天Kobo は楽天グループが運営する電子書籍サービスで、絵本の品揃えは2000冊以上と圧倒的です。
楽天ポイントを利用できるため、絵本を購入する度に楽天ポイントを貯めることができます。
その他に、楽天Kobo専用端末があるのも魅力的で、サクサク快適に絵本を読むことができます。
普段から楽天サービスを利用している方にとって、楽天Kobo はおすすめの電子書籍ストアです。
BookLive!
BookLive!は凸版印刷グループが運営する電子書籍ストアで、絵本の品揃えは2000冊以上と充実しています。
サイトの使いやすさに定評があり、2018年に「使いやすい電子書籍ストアNo.1」を受賞しているほど、抜群の操作性が特徴的です。そのため、年長さん程度のお子様であれば自分で操作ができるくらい見やすく・分かりやすい構造になっています。
また、ディズニー作品の絵本も取り扱っているなど、幅広いジャンルの絵本を読むことができます。
BookLive!では、絵本以外にも漫画や小説・ビジネス書なども読むことができるため、お子様だけでなくご自身の利用にも最適です。
初回無料会員登録時に50%OFFクーポンが配布されるため、安く絵本を購入できる点も魅力的ですね。
お子様自身で操作する場合、抜群の使いやすさからBookLive!がおすすめです!
honto
hontoは大日本印刷株式会社が運営する、電子書籍サービスとしては珍しいハイブリッド書店です。
ハイブリッド書店なため、紙の本で買うか電子書籍で買うかを同一サイト内で選択することが出来ます。
hontoで、本を購入する度にhontoポイントが貯まります。そして、このhontoポイントは提携書店である「丸善」「ジュンク堂書店」「文教堂」での買い物でも貯める・使うことができるのも特徴的です。
絵本の掲載数も2000冊以上と充実した品揃えです。
紙の本と電子書籍を併用したい方や、丸善・ジュンク堂書店・文教堂を普段から利用している方にとって、hontoはおすすめの電子書籍ストアです!
電子書籍で絵本を読むメリット
持ち運びの利便性
絵本はサイズも大きく、たたでさえ持ち運ぶのが大変ですよね。しかし、電子書籍であれば端末一台で何冊もの絵本を持ち運ぶことが可能です。
旅先や移動時間中にでも読むことができます。そのため、出先で子供がぐすったときなどに大変便利ですね。
保管場所をとられない
絵本はサイズが大きく、本棚などの保管場所が必要となり家のスペースを圧迫してしまいますよね。そのため、何冊もの絵本を購入することが難しいと思います。
しかし、電子書籍であれば保管場所が要らないため、家のスペースを圧迫することもありません。保管場所を気にせず、何冊も絵本を購入することができます。
一つ注意点としては、端末の容量によってダウンロードできる絵本の数が変わってくるため、使用する端末の容量を確認するようにしましょう。
わざわざ本屋に行く必要がない
通常、絵本を購入する度に、本屋に足を運ぶ必要がありますが、電子書籍であればそういった労力は必要ありません。家や出先でもネット環境があるところであれば、どこからでも購入することが可能です。
ただでさえ忙しく時間が無い方にとっては大変便利だと思います。
また、近くに本屋さんが無いという方にとっても大変便利ですね。
汚す心配がない
小さいお子さんは、絵本に落書きしたりして汚してしまうことが多々あると思います。電子書籍であれば、そういった本が汚れる心配はありません。
ただ、それに変わって電子書籍を汚してしまう可能性があるため、端末を選ぶ際は防水対応などの端末を選ぶと良いと思います。
電子書籍で絵本を読むデメリット
長時間の利用は眼に負担がかかる
スマホやタブレットなどの電子端末の画面からはブルーライトが出ているため、長時間その画面を見続けると眼が疲労してしまい、お子様の眼に悪影響を与える可能性があります。
対応策としては、長時間の利用を避けたり、ブルーライトがほとんどない電子書籍リーダーを使用したりするなどの対応策があります。
電子書籍の利用による眼の疲労について、詳しく知りたい方は以下の記事もご参考ください。
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電子書籍に対応していない作品もある
絵本は基本的に紙の本が主流なため、まだまだ電子化に対応していない作品も数多くあります。
また、飛び出し絵本など紙の本独自の仕掛けを行なっている様な本は電子書籍で読むことができません。確実に読みたい作品を手に入れれるのは紙の本となるでしょう。
ただ、最近は電子化対応作品も増えてきており、有名な作品であればほとんど電子書籍で読むことができるでしょう。
そのため、読みたい作品や興味のあるジャンルの作品がストアで取り扱っているかは確認してから利用するようにしましょう。
絵本の読み聞かせがしにくい
基本的にスマホタブレットの画面は、紙の絵本に比べて小さいことが多く、子供と親が並んで文字や絵を読むのは少し窮屈に感じるかもしれません。
そのため、読み聞かせ前提で購入するのであれば、紙の絵本の方が良いかと思います。
自分で絵本を読めるお子様であれば、電子書籍で絵本を読むのは適しているかと思います。
まとめ
それぞれの電子書籍ストアによって特徴があるため、ご自身の使用用途やライフスタイルに適したストアを選択するようにしましょう。
もし、細かいこだわりが無いという方には、KindleストアやBookLive!で間違いないと思います。様々なジャンルの本の品揃えも充実しており、操作性も分かりやすく汎用性が高い電子書籍ストアだからです。
今回の記事を通じて、お子様と楽しく絵本が読める電子書籍ストアが見つかれば幸いです。
では、また!
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