電子書籍サービスの種類とそれぞれの違い

電子書籍

 

 現在、電子書籍サービスの充実によって、紙ではなくスマートフォンやタブレットで漫画や小説を読む機会が多くなってきたかと思います。「コミックシーモア」や「Renta!」、「ピッコマ」などの多くの電子書籍サービスのCMや広告を目にする機会が増え、興味を持たれている方や、新しく電子書籍デビューをしてみたいという方も多くいらっしゃると思います。

 しかし、その数の多さゆえに、「たくさんあって良く分からない」「それぞれの違いは?」「結局何ができて何ができないの?」といった声が多く見られ、どのアプリをダウンロードして良いのか悩まれる方が多いと思います。

 今回の記事では、それぞれのアプリの違いや特徴を紹介し、あなたにあった電子書籍サービスを見つける一助になればと思います。

 

 

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電子書籍サービスは大きく分けて3(+1)種類 に分けられる

電子書籍サービスは大きく分けて3(+1)種類に分類できます。

  1. リーダー型
    • リーダー型(+1)
  2. アプリ完結型
  3. ハイブリッド型

 

リーダー型

リーダー型の特徴として、オフラインでも読むことができます。

連携の電子書籍ストアで本を購入し、専用の電子書籍アプリでダウンロードを行なってから利用する電子書籍サービスのタイプになります。

ダウンロード後はオフラインで読むことができますが、本の購入やダウンロードの際にはデータ通信が必要です。そのため、ダウンロードの際は、データ通信量がかかってしまうため、Wifi環境があるところで行うことをおすすめします。

また、電子書籍ストアでそのまま本を読むことは出来ず、専用のアプリでのみ本を読むことができます。

 主なリーダー型の例

  • kindle
  • 楽天kobo
  • dブック

 

リーダー型(+1)

上記のリーダー型とほとんど仕様は同じですが、連携の電子書籍ストアで本を購入後、そのままウェブ上で本を読むことができる点が大きな違いです。

そのため、ダウンロードせずそのまま読むことができるため、デバイスのストレージを圧迫することはありません。

もちろん、ダウンロードすれば専用のアプリでオフラインで読むことも可能です。

現在、こちらのタイプが主流になりつつあり、以下に挙げているアプリをみなさん一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

 主なリーダー型(1+)の例

  • コミックシーモア(ウェブ上でも閲覧可)
  • まんが王国(ウェブ上でも閲覧可)
  • ブックライブ(ウェブ上でも閲覧可)
  • Amebaマンガ(ウェブ上でも閲覧可)

 

アプリ完結型

アプリ完結型は、本の購入と閲覧を一つのアプリ内で完結するタイプになります。

 主なアプリ完結型の例

  • 少年ジャンプ+
  • マンガワン
  • マンガUP
  • マンガZERO

 

ハイブリッド型

ハイブリッド型は、上記のリーダー型とアプリ完結型の良いところ取りをしたタイプになります。

アプリ内で本の購入と閲覧の両方ができます。また、ダウンロードすればオフラインでも本を読むことが可能です。

 主なハイブリッド型の例

  • ebookjapan
  • Lineマンガ
  • Renta!
  • ピッコマ

 

それぞれのデメリット・メリット

リーダー型のデメリット・メリット

デメリット

  • 電子書籍ストアで本を購入する必要がある。
  • アプリ内で本を購入することができない。
  • アプリに本をダウンロードする必要がある。
  • ストレージの容量が必要。

メリット

  • 多機能で読書がしやすい
  • ダウンロード後はオフラインで読むことができる
  • 作品数が充実している
  • 本棚のカスタマイズが可能

 

アプリ完結型のデメリット・メリット

デメリット

  • 作品数が一際少ない
  • ストリーミング形式のものが多く、その都度本をダウンロードする必要がある
  • データ通信量が消費される
  • 広告が頻繁に出てくる可能性がある
  • 本を読むための便利機能が少ない

メリット

  • アプリ内で本を購入できる
  • アプリ内で本を読むことができる

 

ハイブリッド型のデメリット・メリット

デメリット

リーダー型と比較すると作品数が少ない(ジャンルに偏りがある)

メリット

  • アプリ内で本を購入することができる
  • 多機能で読書がしやすい
  • ダウンロードすればオフラインでも本を読むことができる

 

 

それぞれどんな人におすすめか?(用途別)

通勤・通学時間に使用することが多い人

会社員や学生の方など、通勤・通学時間での使用頻度が高い方は、断然リーダー型、ハイブリッド型がおすすめです!
あらかじめデバイスにダウンロードしておけば、オフラインで本を読むことができるため、通信環境やデータ通信量を気にせず使用することができます。

 

家でじっくり読みたい方

家で一人でじっくり読みたいという方は、正直どのタイプでも大丈夫です!家であればWifi環境も整えっているためです。
そのため、選ぶ基準としては、あなたが読みたい作品が多く掲載されているかで電子書籍サービスを選びましょう。

 

小説系を読みたい方

漫画よりも小説系を中心に読みたいという型は、断然リーダー型がおすすめ!
他のサービスは基本的にマンガの作品数が多く、小説の品揃えはいまいちなことが多いです。
Kindleや楽天koboは小説やビジネス誌、雑誌などの種類も豊富です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、電子書籍サービスの種類と違いについて説明してきました。現在、持ち運びの利便性などから電子書籍サービスが注目されており、数多くのアプリやサービスが存在します。その中から、あなたにあった電子書籍サービスを今回の記事を通して見つけていただければ幸いです。

ではまた!

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